婚活の目的をはっきりさせる
様々な人生経験を積んできた中高年世代の女性にとって、婚活は思い切った活動かもしれません。
若い世代と違って気軽な気持ちではなかなか出来ないものです。
そこで、婚活をするにあたって、目的を再確認してみませんか?
せっかく良いお相手に巡り合っても、目的が違うと、お互いすれ違う事になってしまうかもしれません。
ちょっと勇気の必要なシニア女性の婚活。一度初心に戻って目的を再認識してみましょう。
なぜ今、婚活をしたいのか?
中高年になるにつれて「これからずっと一人では
寂しい」と思い始めた方は多い。
「その年まで一人でいたんだから、そのまま一人でいいじゃない」「亡くなった旦那さんが悲しむわよ」周囲からそんな言葉をかけられることが多かったシニアのシングル女性。
若い頃は自活して思うままに過ごしていたかもしれませんが、中高年になるにつれて「これからずっと一人では寂しい」と思い始めた方は多いでしょう。
女性のご友人はかけがえのないものですし一緒にいると楽しいのは分かります。しかしパートナーや夫など、心の支えが欲しい、そう願う女性は多いのではないでしょうか。そこで、自分はこれから出会うパートナーまたは夫とどんな人生を歩めるのだろうか、をもう一度考えてみましょう。
最終的には結婚をしたい?
結婚とは法律的に婚姻関係になる夫婦。
それにはさまざまな責任が伴います。若いカップルであればこれから人生のなかで子供やお金のことも築き上げていくのですが、シニア世代となると勝手が違ってきます。後々トラブルになりそうなことはないか、もしあったとしたら先手を打っておく必要があります。
気楽なパートナーという関係が向いていることも
若い人は結婚という形にこだわるかもしれませんが、長く人生経験を積んできたシニア世は、結婚という形に結びつけなくても、パートナーの方が良好な関係を築けるパターンだってありえます。あえて婚姻届は出さず、事実婚の状態や、お付き合い程度という段階で止めておくことが良い選択肢という場合もあります。
ご自身と向き合って最良の方法を見つけましょう。
今までの家族の気持ちを聞いておこう
中高年の婚活となると、今までの家族から反対される可能性もあります。子供がいる場合、いくら成人していても、母親が他の男性に取られてしまうのではないか、と不安になるかもしれません。
また独身だった方は、周りから「今さら何をいっているのか」と言われることだってあるでしょう。
でも一人の女性として幸せをつかみ、人生を謳歌したい気持ちは誰でも一緒です。周りの意見もしっかりと心に留めつつ、自分の人生は自分で決めたいという目的と意思があることを伝えましょう。
今までの自分の人生を大切に思うこと
長い人生経験を積んできたシニア女性。離婚や死別など、つらい経験をしてきた方もいるでしょう。
一方で、独身を貫いてきたばっかりに色々と傷ついた経験をお持ちの方もいるかもしれません。
そんなかけがえのない人生経験は、あなたにとって宝物でもあります。
相手の財産は関係ない
財産のある男性とたまたまお付き合いが始まった場合、周囲から金銭目的と疑われてしまうこともあるかもしれません。大切なのは「これからの人生のパートナーとして一緒に過ごしていきたいかどうか」です。
心のどこかでお金を目的にしてしまうと、気づかないうちに何かが崩れ、お二人の関係が破たんしてしまうかもしれません。
一般シニア男性の考え
シニア世代の男性は、家事の得意な方は少ないようです。昭和30年代生まれくらいの男性の生まれ育った家庭では母親が専業主婦だった場合が多い背景もあるでしょう。
現在、食べ物はいつでもどこでも手に入る時代のためきっちり家事をこなすシニア世代の男性は少ないようです。すべてではありませんが、一般的に中高年男性は、女性に少なくとも基本的な家事や介護を求めている可能性もあることを認識しておきましょう。
周りの声にあまり惑わされないように
中高年になって婚活をしようとすると、周りから反対や様々な意見を言ってくる家族がいるかもしれません。
しかし、人生は紛れもなくあなたのものですし、あなた自身が幸せに暮らす権利があります。
新しいパートナーと過ごす人生が最良であると確信しているのであれば、ご自身の考えをはっきりさせて婚活に臨むといいでしょう。